【短編】俺だけ見てろ~俺様エースの強引なキス~



そんな蓮の甘い声に胸の奥がキュンキュン苦しくなる。

もう、ドキドキが限界……。

顔が熱くなるのもおさえられない。

「バーカ、蓮のくせにそんなこと言うなんて100年早いのよ-!」

私はふふっと笑って蓮から逃れる。

本当は、俺様の幼馴染にマジでドキドキさせられたけど、調子に乗るからそれは内緒。

だけど、俺様エースの誘惑は本当に危険だ。

試合以上にドキドキしてヤバいから。

「お前なぁー、お前こそ子供なんだろー?」

「蓮に言われたくないわー!」

すっかり暗くなった懐かしの公園に、大人になりかけている私たちの笑い声が響く。

火照りすぎた頬には、冬の初めの冷たい風が心地よかった。



*END*