『-花城ルル』

『お前...その名前似合うな』

そう言ってさっきよりも優しい顔で笑う彼

『ありがとう//...えっと...貴方は?』

『-大原遥斗』

『大原く『...遥斗』

『え?』

『遥斗...な?』

『...遥斗...//』

『うん、じゃぁ...またな、ルル』

『うん...またね?』


そう言って桜の舞う中
私たちは反対方向へ歩いていく