「先生、歳いくつでしたっけ?」

「ん?俺?永遠の18歳だよ。」

「なにそれ」

放課後、資料室で先生に頼まれて、資料の整理を手伝いながら駄弁っていた。

「あー、終わんねぇ…教頭の奴…」

ブツブツ言っている先生に思わず笑ってしまう。

「そんなこと言ったら、優しい真面目系先生キャラ崩壊するよ〜」

意地悪に笑ってやったら、

「大丈夫。こんなこと言うの、香織だけだよ。」

と立ち上がり、笑顔で私の髪を耳にかけてきた。

先生と私の関係。そう、それは、"恋人"という関係。