私、森 音々(もり ねね)は今日から中学生になりました。
小学校の頃から友達が少ない私。
新しい学校、新しいクラスに不安でいぱいでした。
2月に私から告白した彼とはまだ続いていました。
デートとかはしていないけど、お互いケータイをまだ持っていなくて、
3DSのいつの間にか交換日記でやりとりしていました。
これからも、ずっと続くと私も思っていました。



しばらくして、お互いケータイを買ってもらい、メールやラインのやりとりをはじめました。
そして、ラインをとおしたくさんの友達ができて、
学校でも話すような仲になった子もたくさんいました。


私はアニメが大好きで、トプ画を大好きなアニメにしていました。
そのアニメは男の子が好むアニメで、
女子やのに好きなん?とか、
私と使っていても男子?などと、
色々聞かれて、もう男子でいいやーとおもい、
ラインの中では、[俺]と呼ぶようにしていました。



太希との初めの出会いは、中学のライングループでした。
私はグループに簡単な自己紹介をして、いろいろと話していました。
すると、知らない名前から個人がきました。
中学校のグループを確認すると、その名前があったのです。
個人には、

太希『男?女?』
音々 『秘密だよ』
太希 『名前なんて読むの?』
音々 『ねねだよ』
太希 『女じゃん(笑)』
音々 『だから秘密なのー』
太希 『かわいいーじゃん笑笑』
音々 『かわいくないは!!!頭おかしいんちゃん!!!』
太希 『おもろ!!笑笑』
音々 『おもろないは!!!あほー!!』
太希 『バイバイ…』

太希とはじめてラインした日は、こんな会話でした。
とっても楽しくて、突然バイバイて言われたとき、
なんかとても切ない気持ちになりました。