その後、 私が意識し始めたのは言うまでもない。 その数週間後のことだった。 「志音、名前ペン持ってない?」 授業で油性ペンが必用だったのだが、 友達が忘れてしまったらしい。 「あるよ、はい。」 私は迷うことなくペンを貸した。