好きなんだろ。




「じゃあ次―……尾上よろしく。」




「はい。」




そういって席をたったのは私の前で爆睡していた人。




あれ?
いつの間に起きたんだ?




後ろのほうを向いてなぎさとばっかり話ていたから気づかなかった。