私は意地悪彼氏が大好きです

…じゃなくて。


頭を持ち上げた…


「これ、僕のなんだけど。触んないでくれる?」


た、橘くん…


「は?こいつ“僕”とか言ってるよ」


その瞬間、男の人2人が視界から消えた。


「ごめんね。手が滑っちゃた。次は、本気で行くよ?」


橘くんは、すごく楽しそうに笑いながら言った。