「イチゴパフェですっ

春、のんちゃんに迷惑かけないでよー?」

「し、しないもん!!」

ほっぺをふくらます春。
そしてイチゴパフェを
お姉ちゃんに取られないように背中に回した。


かわいい…!!
鼻血でるよ、これ。

「取らないから!!」

「取るもん!!のん助け…いたっ」

春花さんが春の頭を
ぺしっと叩いた。

「のんちゃんごめんね」

春花さんは、他のテーブルへ走っていった。

「のん〜!!(泣)」

「はは、ごめん
てゆうかパフェ美味しい!!」

春はいじけながら
ぱく、と食べた。

「おいしーね」

春はにっこり笑った。