君と私だけの赤い糸

結果「考えておく」とだけ言われた。

その時恋がどれだけ難しいのかが分かったんだ

俺はゆっくり高木の腕を離すと高木は一礼して行ってしまった。

俺もとりあえず帰ることにした

〈愛菜Side〉

私はさっきあった出来事を何度も頭の中で繰り返していた。

どうして准は私を選んだの?

他にもたくさん准の事が好きな人なん
ているって分かってるはずなのに…

でも…ありがとう准。

私はさっきの言葉。絶対に忘れない。

私だってずっと好きだったって伝えたい。

私は考えておくなんて言った言葉を心の中で強くせめた