それからずっと、2人は黙ったままだった。
2人の足音が、カツン、カツン、と反響していた。
時おり、水しぶきが上がるような、パシャンという音がした。
マリアの心配はよそに、ウィリアムは暗号について考えていた。
2文目の文字列。
何文字かで1つの情報をコードしている、ってのは有り得ないだろうか。
AKJJJKJZECKKCJJJ
なら、2文字ずつくらいがちょうど良さそうだが。
法則性が見つからない。
もう少しで分かりそうなんだが……
気がついたら、行き止まりにきていた。
汚水は、そのまま流れていくが、歩道が途切れたのだ。
トンネルが狭くなって、汚水が流れるルートだけが残った様子である。
「着いたぞ。この上だ」
ウィリアムは、傍らの梯子を上りはじめた。
マリアも続いて、梯子に手をかけた。
10メートル近く上がると、マンホールの蓋のような丸い出入り口があった。
ウィリアムは、それを片手で押し上げた。
2人の足音が、カツン、カツン、と反響していた。
時おり、水しぶきが上がるような、パシャンという音がした。
マリアの心配はよそに、ウィリアムは暗号について考えていた。
2文目の文字列。
何文字かで1つの情報をコードしている、ってのは有り得ないだろうか。
AKJJJKJZECKKCJJJ
なら、2文字ずつくらいがちょうど良さそうだが。
法則性が見つからない。
もう少しで分かりそうなんだが……
気がついたら、行き止まりにきていた。
汚水は、そのまま流れていくが、歩道が途切れたのだ。
トンネルが狭くなって、汚水が流れるルートだけが残った様子である。
「着いたぞ。この上だ」
ウィリアムは、傍らの梯子を上りはじめた。
マリアも続いて、梯子に手をかけた。
10メートル近く上がると、マンホールの蓋のような丸い出入り口があった。
ウィリアムは、それを片手で押し上げた。


