「北条はなんで料理が好きになったの?」
ローストチキンを頬張りながら、高梨は聞いてくる。
「んー姉貴のおかげかな」
そう始めて、料理が好きになった経緯を話す。
「私も北条のカレー食べたい!」
「じゃあ、こんどうちに来た時ね」
「ふふ、約束ね」
ローストチキンと付け合わせのサラダがなくなったところで、ケーキを食べるか聞いてみた。
もちろん返事は
「うん!!!」
で。
デレデレかよ、俺、なんて思うほど緩む顔をなんとか引き締めて、ケーキを用意した。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…