北条くんの日常



授業がすべて終わり、放課後。

今日は図書委員の仕事もないから、高梨と2人で帰る。

「ドンドン寒くなるね」

「ほんとだよ、マフラーも全然みつからないし」


もう、当たり前のようにつないでいる手を今度は俺のコートのポケットに突っ込んで。

「あ!カイロ入ってるーあったか〜」

「でしょ」

なんて会話が心地いい。