「イヤ、北条はこっち」 そう言って自分の隣に座らせられた。 ちぇ、なんて思いながらも、そこまで隣にこだわるかなと不思議に思う。 「さあ!わがしだ!」 最近は弁当よりなにより、先に和菓子を食べるようになっていて、弁当と一緒に入れてきた和菓子を取り出した。 「ナニコレ!!和菓子?!」 取り出した和菓子の予想外さに高梨は驚いている。 「うん、何にみえる?」 「チョコのトリュフ」 そう、一見はチョコのトリュフのような形をしたものなのだ。