【野外活動二日目】



セイジは新しい朝を迎えていた…


クックドゥードゥルドゥー


ニワトリの鳴き声で眼を覚ます


『ンッ…アァ…』


俺は隣のベッドに眼を向けた


ト…ト…トシキが帰って来てる!!!!!


俺は思わず跳び起きた!!


そして俺はトシキのベッドを覗いて声をかけた


『トシキ!!無事だったんだね!!』



『ン…ンン…』



『あれ!?トシキじゃない…エ…エビゾウじゃないか!!』


『ん…あっおはようセイジ君…』


『おはよう…じゃねぇよ!!テメェ何トシキのベッドで寝ちゃてんの!!』


『え゙え゙ホントに!?』


『自分でわかんだろが!!』

『僕ねぞう悪いから』


『そぉじゃねぇだろ!!どこのどいつがねぞう悪くて二段ベッドの下から上に行くんだよ!!!』


『確かに…もしかして遊体離脱!!』


『してねぇよ!!だったら下にお前の身体がいんのかよ!!』


『ちょっと見てきていいですか?』


『見てもいねぇよ!! じゃなくて、なんでお前がトシキのベッドに寝てるんだって話しだろが!!』


『もしかして!!こっこっこれって!!スーパーイリュージョン!!!』


『トシキがいつの間にかエビゾウに!!…ってんな訳ねぇよ!!!』