と、焦りながら言ってきた


雷「そーなんだよ!!あの睨みと殺気はやべぇよ!!」



隣の雷斗も言い出した



…そんなに秧が怖いのか?


あたしより弱いぞ?あいつ



そう思ったが、そんな事言えるはずもない



だから、


柊「…はぁ、行くか」



と、柊までもが立ち上がったので、あたしも仕方なく行くことにした




ぞろぞろと廊下を歩き、ガラッと教室のドアを開けると、ちょうどHRが始まったばかりだった



秧「お前らー、ちゃんと授業出ろよ。…まぁ、俺のHRには来たから今回は許してやる。早く席座れ」



とか何やら上から目線で言ってきて、それにちょっとイラッとしたから、周りの奴らに気付かれないように殺気を秧にお見舞いしてやった



すると、秧は若干顔を青くしながら、HRをの続きをやり始めた



そんな秧を不思議そうに見ていた柊達だったが、あたしが先に席に座ると、その後に続けてそれぞれ席に座っていた




そしてほんの数分でHRが終わり、秧が教室から出て行くと、一気に教室はざわざわと騒がしくなった



そのうるささに眉を顰めていると



星「よし!!じゃあ倉庫行こー!!」



と、星が立ち上がりながら言った



瑠「そうですね。では行きましょうか」



その瑠希の言葉で、またぞろぞろと教室を出て、駐輪場に向かった