そして今日は、こいつらの倉庫に行くことになった


あたしが仲間になった事を下っ端達に言うらしい



…まぁ本当は族の、しかも総長が違う族の倉庫に入るってことはだめかもしんねぇが…、今は隠してるから仕方ねぇ




今は屋上でこいつらとサボっている


最初はやっぱりこいつらもあたしの事を警戒して疑っていたが、今はそんな感情はなくなっていた


だから最初よりはあたしの事を仲間として認めてくれたって事だろうけど…、あたしはまだこいつらの事は信用してねぇ



あたしの仲間はあいつらだけでいいと思っている


でも、こいつらはどこかあいつらに似てるんだ


だから居心地がいいのかもしれねぇ




…いつかは正体がバレて、離れるっていうのに



だが、あたしの中で、こいつらの事を信用しようとしている自分がいる


でもあたしは、それを認めたくないんだ


認めたら、いつか来る別れが…、辛くなるから