やっぱり9時12分にメールが来た。 メールの相手はもちろん高木。 《OKする?》 うん。OKやで。 今じゃなかったら、伝えられへん気がしたから、本当の気持ち伝える事にした。 《うん。》 これが、あたしと真宮の始まりだった。――