どくん、どくん、と心臓が動く。 早くこの胸の高鳴りを止めたくて、 どんどん速くなる脈を静めたくて────。 「あ…の…。」 ”退いてください“と言おうとした その時────────── 「佳…恋…」 「えっ…… んんっ……ん…」 突然、男の顔が近付てきたと思ったら─── 気づけば、 ──────────唇が重なっていた。