花を眺めていた私はまた歩きだして
家の門をでた

「さぁ､これからどうすればいいのかな？」
しばらく歩いていると､人が歩いてるのが見えた｡
近寄って

「あの､すいません｡もっと人が沢山いる所ってありますか？」

そう聞くとおばあちゃんはびっくりした顔で
「お前さん､どこかのお姫様かい？すごく綺麗なお顔じゃ｡ありがたい｡お声かけてくださって｡
あっ､人が沢山いるところじゃたらこの道をまっすぐ行くと街があるからそこに行くといい」

ありがたいけどそんなに私の顔が変なのかな？
お姫様,,？あれ？何か姫って言われたの初めてじゃない,,？そんな気が少しだけした｡

「ありがとうございます｡」
私は礼をして歩こうとすると

おばあちゃんが
「ところでお前さん
どーしてそんな格好しとるんじゃ？すごいボロボロな和服でどこに行くんじゃい？
しかも裸足で歩いて,,,」


うーん...何て答えよう｡
まぁテキトーに言っとこう

「ちょっといろいろありまして,,, 」

するとおばあちゃんは最後にお姫様に会えたと言って２千円くださった

おぉなつかしい

お金だ!!

少しずつ忘れてた記憶が思い出してくる