面と向かって言えないくらいには好き。





「ん、そうかも。頑張ってるねー」



わたしは顔をよく見ようと、左右に体を揺らす。



「サッカー部は今日仕分けテストなんだって。」



かなちゃんは声を弾ませている。



「で、誰かわかった?」



「んーっと…多分、浅倉 翔太くんかも!同じクラスで…あ、席隣だ!」



わたしの発言に、かなちゃんはフフ、と可愛らしく笑った。



「隣の席の人くらいすぐにわかりなよー。もうすぐで1ヵ月だよ?」



「あー、そうだねー」



わたしもつられて笑った。



かなちゃんはその笑顔を、浅倉くんに改めて向けた。



「浅倉くん…だっけ?かっこよくない?どこ中だったんだろー」



かなちゃん意外と面食いだな。


隣の席にいた浅倉くんは、絶対にモテるであろう顔をしていた。