瑠愛「ごめん、蓮。」



蓮「…………」



瑠愛「私も…あんたらと距離を置きたい」



蓮「あ?」



瑠愛「ー…葵たちはあんなだし、雷神の倉庫に私が出入りする事は今出来ない。


必ず 戻ってくるから…


それまで……、私と蓮は距離をおこ?」



蓮「…んでだ」



瑠愛「…離れても、私達の愛は変わらない。



…ーそうでしょ?私は蓮しか、必要ないから。


蓮が生きる全てだから。


私を…信じて。だから距離を置いてほしいの」



蓮「意味わかんねぇよ。


俺も瑠愛が生きる全てだ。お前がいなきゃ 俺どうなるかわかんねぇ…」



ごめん。ごめん。
蓮をこんな顔にさせてるのは、紛れもなく私ーー…。


だけど 今は…無理だよ。
取り返しの付かなくなる前に…蓮と私は距離を、置いたほうがいい。


瑠愛「お願い、わかって」



蓮「ちっ……勝手にしろ」



そう言って蓮は部屋を出ていくー…



部屋には彰良と私の2人ー……。