幼い自分…。



醜い自分。



誰も死ぬことのないー…



輝音と彰良でしか、知ることのない私の悲惨な過去ー……。



蓮たちもさほど詳しいことは、聞いてないだろ…ー



親に言われた言葉、とかね?








暗い闇でまた暗い考え方をする私は本当に馬鹿だ。



「…瑠愛!!!」




その声が闇に響いた瞬間、周りが白くなっていくー…



何が…ー起きたのー……?















その、白い空間になった瞬間、閉じてた瞼が軽くなったー…



私は瞼を何のためらいもなく開けたー……



瑠愛「…っん………蓮?」



そこにいたのは私の手を握っていつもたくましさでみなぎってる蓮の瞳は切なく揺れていた。



蓮「…瑠愛?



お前…心配かけさせんなっ」



瑠愛「…私は大丈夫、だから」



蓮「あ?ー…瑠愛は精神的にも限界が来てたそうだった。

…ー大丈夫か?」


瑠愛「…ー精神的に限界、か。


確かにそうだね。


ね?、、、彰良」



私は蓮の後ろに彰良に視線をうつす。






彰良「今になって 思い出したんだな、瑠愛」



瑠愛「ほんとー…困ったね。



…ー過去なんて、なくなればいいのに」



彰良「瑠愛は、精神的に、やばい。


今後絶対安静だ。



安静にしねぇと…ーほんとに、やばい」






瑠愛「…そう」






私は彰良と話してると ある事が疑問におもう。



その瞬間ベッドから起き上がり叫ぶ。


















瑠愛「翔は?!」