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暗いくらい闇の中ー…



この闇は、これで何回目だろうか




いつ来ても慣れない。



それほど 暗闇は恐ろしく虚しく悲しい存在なのだー……





「…瑠愛どこ行くの!!!


瑠愛は私達の奴隷…。


どこ行くのも私たちが決めることよ…」



やめて

やめろやめろやめろ



「瑠愛なんか、産まなきゃ良かったー。


瑠愛がいるから男とやれないの。


ストレス溜まるのよ…ヤらないと…」



ー…やめて!



「お前は私達の誇りだよ…



…ー、その、顔で何人の男がお前に落ちるかな…くすっ」



「瑠愛なんて名前気持ち悪いわー



愛なんて捧げてないっつーの!」



い…や。



嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌



やめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろ




瑠愛「…っわかってるよ!



だから…ーやめて!」




「あーあ…つまんないの~!


私さあ結構溜まってんのー。


これくらいで泣いてないでよ。


…ーもっと、もっと、殴らせて?」






瑠愛「っー……嫌ああああ」