龍矢と翼は息を飲み、私を見つめた。 真剣な眼差しで。 私は今まで記憶がなかったこと... 黒来幹部だったこと... 山口組との戦いをしてたこと... あの最強で要注意危険人物の瀬戸沢千景の彼女だったこと... すべて打ち明けた。 二人の反応は驚きで口が閉じらないらしく、 (・□・;)と開けたまま。 瑠愛「...死んだ?なら埋めてやろうかな」 なんて冗談に言ったのに二人は青ざめて首をガンガンと横にふる。 ...冗談なのに。