私はさっさと用意を終えて
蓮の待つ玄関へ向かった。


瑠愛「お待たせ、蓮!!」


蓮「あぁ」


優しい蓮は遅いとも言わず私の前を歩く。
スタスタと先を歩きだした蓮を私は、あとをおう。


蓮を着いてくと黒に赤のラインの入った大型バイクに跨って私を見ていた。


蓮は顎で自分のバイクの後ろをさしたから、私は蓮の大型バイクに軽軽くまたがった。


蓮の腰に手を回した。
それを確認した蓮はバイクを発進させた


蓮の安全運転のバイクで心地よい風を浴びながら─…、

私はふと思う。




これから私と蓮の間には様々な困難があるだろうね。命を落とすことだって…。
でも…雷神、黒闇、そして金風の、みんなには誰一人として死なせやしないよ?