千景「だいたい覚えてきてる?



オレ…黒来がピンチになったら出てくるっていう役目があんの知ってただろ?」



瑠愛「知ってた」



それは知ってるよ。覚えてるよ。



千景は、あまりにも強すぎて 


人を殺すをえまいから最終兵器として


働いてきた。


…私は千景の表の最終兵器だっけ。



そして 千景が裏最終兵器。





千景「で 瑠愛が表の最終兵器。



オレが裏最終兵器。



で瑠愛が出てっても山口組は4000人。



そんな奴らを瑠愛1人でなんて無理だ。



そして オレも出てったんだよね。



…そしたら山口組が一気に怯んじゃって…」




知ってる。知ってる。



思い出した─…。



あの頃の千景は悪魔みたいに見えた。



千景が戦場にでるとさっきの騒ぎが嘘みたいに静かになり 千景が無表情で山口組全員を睨んでた。



山口組もあの瀬戸沢千景がイルとだなんて、きいてなかったのだろう。



瑠愛「思い出したよ。千景。


…千景が山口組の前にでてったら山口組怯んでたよね。


それで千景が一瞬にして 山口組を殺めたん、でしょ…?


それで…その光景に絶えられなかった私は



意識を失って記憶がなくなった…



これで合ってんの?」



千景を見ると千景は軽く口角を上へとあげて私を見つめていた。


そうだねとでも言うように─…。