声を変えてやりたいけど
今の私は驚きで声が出せない。
蓮「...てめぇに取っちゃ雷神ってんーなもん?」
蓮の低く鋭い目が尚也に、向く。
尚也「...違ッ!!」
蓮「違ぇんだろ?んなら辞める必要なんてねぇ」
瑠愛「...そうだよ。」
尚也「瑠愛...!!」
私は尚也に手招きして尚也に微笑む。
...笑えてるかな。
でもね
瑠愛「尚也は雷神が大好きなんだろ?
なら雷神を辞める必要なんてねぇ
私は無事だし 過去を引きずることは今は無理だけど必ずもうしねぇし...
尚也が雷神を離れる理由なんて
どこにもねぇんだよ。
だから...」
そこまで言うと蓮と目を合わせて
瑠愛.蓮「辞めんな」
言い終わると尚也は目に涙をためて泣いていた。
久しぶりに男の口調に戻ったな...。
殺気も少し出してたけど、効果ありみたい...。
瑠愛「泣かないでよ 」
呆れ気味に言うと
尚也「ううーっ!こんなええ総長と姫に
雷神に出会えて良かったわ~!」
はいはい。

