「それにしてもよく変装してたわね花鈴」




「なんかとてつもなく嫌な予感がした」




小声で話しながら郁斗と五十嵐くんの後をついて行ってます。





今日の朝の事があって五十嵐くんとは話がしずらいので茉莉花にくっついてます。





郁斗と此処で話せるわけがないし。





そんな感じで学校を出てから10分くらい経ちそうです。





「そう言えば、茉莉花は家が隣だから良いとして、高階さんは家どこなの⁇」




「……ふぇ⁉︎あ、い、家ですか⁇」




いきなり郁斗に話かけられて変な声出しちゃった。





「そう、どこら辺に住んでるの⁇」




「えっと…茉莉花の家から15分くらい⁇歩いたところにあります」




とりあえず、私はおばあちゃん達の家を説明する事にした。





郁斗も分かってるだろうけどね。





「へぇ、じゃあ、案外近いんだね」




「そ、そうですね〜……」