旦那様は冷徹社長!?~政略結婚は恋の始まり~

 もう二度と伝える事はないと思っていた……。

 必死で抑えていた私の気持ちが今彼に伝わると、その想いが溢れ出した――。

「好きです……雅也さんが……好きなんです……」

 目をギュッと瞑るとポロポロ溢れる涙。

 泣きすぎてきっと顔は酷い事になってる。

 でも涙が止まらなくて――嬉しくてどうしようもないの……。

「っ……ひっく……」

 再びしゃくり上げてなく私の声が静かな店内に響き渡る――。