旦那様は冷徹社長!?~政略結婚は恋の始まり~

「俺にとって彼女は大きな存在だった……もし別の形で出会っていたら、俺は彼女を手離したりはしなかった……」

 ――!?

 彼の言葉に声が詰まり、思わず震える両手を口に当てる。

 そんな私に彼はハッとある物に気づいた。

「……ブレスレット……まだ付けてくれてたんですか?」

 ドキン――!

「あ……」

 突然の事で、言葉がでない。

 左手にしたブレスレットを彼は驚いた顔で見たと思ったら、彼は椅子から立ち上がり私を真剣な瞳で見つめた。