旦那様は冷徹社長!?~政略結婚は恋の始まり~

「お待たせしました鈴木様。こちらのデザインでお間違えないですか?」

 そう言って、ジュエリーボックスを開いて男性の前に差し出す。

「あー……」

 男性は少し困った顔をして胸ポケットから携帯を取り出した。

「すいません。写真とってもいいですか?」

「え?」

 思わぬ男性の言葉に私はきょとんとした顔をする

「実は頼まれて取りに来まして……確認の為、写真を撮って本人に送りたいのですが」