次の日の朝――。
来たときと同じ、少量の荷物を持ち靴を履くと、玄関まで見送ってくれる彼に向き直る。
「私の家具は業者に頼んでますので、すいませんが実家までお願いします」
「わかりました」
彼が軽く頷くともう一度お願いしますと言い頭を下げた。
「……」
何か一言言いたいのに言葉が浮かばない……。
俯いて鞄の紐を両手で握りしめるばかりで彼を見ることが出来なかった――。
笑顔でさよならを言うって決めたじゃない!
――頑張れ私!!
自分を奮い起こしギュッと鞄の紐を握ると意を決して頭を上げた。
来たときと同じ、少量の荷物を持ち靴を履くと、玄関まで見送ってくれる彼に向き直る。
「私の家具は業者に頼んでますので、すいませんが実家までお願いします」
「わかりました」
彼が軽く頷くともう一度お願いしますと言い頭を下げた。
「……」
何か一言言いたいのに言葉が浮かばない……。
俯いて鞄の紐を両手で握りしめるばかりで彼を見ることが出来なかった――。
笑顔でさよならを言うって決めたじゃない!
――頑張れ私!!
自分を奮い起こしギュッと鞄の紐を握ると意を決して頭を上げた。

