旦那様は冷徹社長!?~政略結婚は恋の始まり~

 久しぶりに二人で食卓を囲む。

 いただきますをして彼が親子丼を一口食べると笑顔で「美味しいです」と言った。

 その笑顔を見て胸がドキン!と弾む。

 そして彼が美味しそうに食べる姿を見て、ホッとした。

「良かったです」

 笑ってそう言うと、彼がじっと私を見つめてきた。

「すいませんでした。連絡もなしに1ヶ月も帰って来なくて……」

 そう言うと、私から視線を外した。

「……いえ、私も勝手な事をしてしまってごめんなさい」

「出ていったのは貴女のせいではありません。ただ本当に会社が危なくて、会社から離れる事が出来ませんでした……」

 彼はそう言うと、伏し目がちで手元を見つめる。