旦那様は冷徹社長!?~政略結婚は恋の始まり~

「何もしないと誓います。だから一緒に寝ませんか」

 ――ドクン!!

 ボンヤリ見える彼の横になっているシルエットを凝視した。

 え?なんて……?一緒に寝る……!?

 一気に体の熱が上昇し顔が真っ赤になっているに違いない。

 暗闇で真っ赤な顔がバレなくてよかったが、頭の思考は完全に停止し口から泡を吹いて倒れそうだ。

「あ…の……えっと!」

 一人アタフタしていると彼のシルエットがもぞもぞ動く。

 次の瞬間、私の布団に彼が潜り込んできた。

 ――!!

 彼は私の布団に入るとそっと私の腰に手を回してきた。

 ――ぎゃああ!!

 声にならない悲鳴をあげると完全に身体が固まってしまった。