旦那様は冷徹社長!?~政略結婚は恋の始まり~

 テーブルなど重い物は唯一の男手、直也さんが片付けてくれた。

 直也さんは無口なのか殆ど喋らない上、話しかけても「ああ」ぐらいしか言わず、彼よりも口数は少ない。

 彼と仲が悪い訳では無さそうだが、お互い無関心の様な感じがした。

 片付けが終わる頃には夜の9時を回っていた。

 部屋に戻ると畳の上に並んで敷布団が2枚敷かれているのを見てドキッとした。

 なんか……変に緊張しちゃう。

 出来るだけ視界に入れないように目をそらして、椅子に座り机の上のパソコンと向き合っている彼に目をやった。