「話があるんだって。」
そう言ってみるけど
まるで『わたしにはない』とでも言うように無視し続ける。
マジ、へこむんだけど。
「おい!無視するなよ。」
何度言っても市谷は俺と視線をあわせるどころか、
俺の方を見てもくれない。
・・・・きっつ。
玲二、これをずっと続けるのか。
俺、心折れそうになってるんだけど。
これで本当に上手くいくのかよ?
でも、今はこれに頼るしかない。
市谷とまたちゃんと話せるようになりたい。
また二人で時間を共有したい。
俺に、笑顔をしぐさを
市谷の本当の姿全部を見せてほしい。
市谷の横にいられるようになりたいんだ。
俺は、次の日も
その次の日も・・・。
ずっと放課後は市谷につきまとった。


