ぎゅっ
「・・・・へ!?」
たまらなくなって
抑えきれなくなって
そのまま市谷を抱きしめた。
どくん、どくん、どくん、どくん・・・
どくん、どくん、どくん、どくん・・・
やっべ~
ドキドキしすぎて、苦しい。
胸が、体が、いろんなところが軋んで痛いような錯覚に陥る。
市谷、華奢だな・・・。
肩幅も小さいし、細すぎだろ。
でも、ちょっと胸あたってるな。
意外と巨乳か?
それとも、普通でも抱きしめたらあたるものなのか?
こんな風に女子抱きしめたのなんて、はじめてだからわかんねえ。
「ちょ、ちょっと・・・あ、あああ藍田くん!?」
さすがに意識したようだ。
「なに?」
感情とは裏腹に、すごく落ち着いた声に自分でも驚く。
「な、なに?じゃないよ・・・な、なに、なにしてるの?」
俺はもっと強く抱きしめて
「抱きしめてる。」
と言う。
「そ、そうじゃなくて~~・・・・。」
体を硬直させたまま抵抗もしない市谷。


