ぼっちな彼女に溺愛中

でも、でももし・・・

もしも、あの子なら。

さっき一瞬だけ、魔が差したように過った考えがまたよみがえる。


・・・彼女なら、逃げていかないんじゃない?


もしも、彼女が俺の愛を受け止めてくれる子なら

どれだけ重くても、怖くても、逃げずにずっとそこにいてくれる気がする。

それだけ、彼女は強くてきれいで、そして優しい、そんな気がする。


まあ、まだそんなに知らないから、断言はできねーけど。

それに、彼女は絶対にありえない。

もう、俺の愛を受け止める存在にはなり得ない。


もし、図書室で見つけたのが章吾じゃなくて俺だったら

どうなってたんかなー、俺。

今の俺じゃなかったんかなー。

とか、そんなこと考えても、仕方ないけどね。


だって、これが現実だし。