「愛樹のせいなんだからね?」
ふてくされたように、章吾はもっていたハンバーガーを頬張った。
ぼちたにさんは、ますますわからなくなったようだ。
でも、問い詰めることはせずジュースを飲み始める。
そっか・・・。
これが二人の間の空気か。
ふーん・・・。
付き合い始めたばかりだけど、十分にそこに流れる空気は恋人同士のものだった。
俺が、女の子といる時の空気とは違うな。
彼女たちといる時のそれと、今、目の前の二人にながれているものは違う。
俺だって、彼女といるのに。
なにが違うのかわからないけど、きっとこっちが正解。
恋人たちのものな感じがする。
へえ・・・そっか。付き合ってるのか。


