ぼっちな彼女に溺愛中

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とりあえず、マックに入って、注文を済ませ席についた。

目の前には、昔からの親友。

その隣、斜め前には知らない美少女。

やっぱり、信じられねー。この子が、あのぼちたにさん?

うそだろ、マジで・・・。

今日の彼女は、服装も予想していたものと違った。

ピンク生地に、シルバーのビーズが施されたサマーセーターの下には、ブルージーンズのバルーンスカートを合わせている。

こんないかにもフェミニンな格好でも、この顔ならいとも簡単に着こなすな。

スタイルは、前から気づいてはいたけど悪くないしね。

「市谷さんさ、なんで・・・今日そんな格好なの?」

いつもみたく自然な感じでしゃべれねー。

なんか、こんな美人の前だと緊張するんだけど。

「それは・・・えっと、一応、章吾くんと・・・付き合って、初めてのデートなので。」

もじもじと顔を赤くして、ちらっと章吾を見る。

「愛樹・・・。」

章吾は、もうデレデレ。

俺がいるの忘れてんじゃねーの?ってくらいにデレっとしてぼちたにさんを見つめている。

「そんな顔で見ないで!」

ますます赤くなって章吾から顔をそむけるぼちたにさん。

「そんな顔?そんな顔ってどんな顔?

わかんないなー。教えて?」

肘をついて、ぼちたにさんをのぞき込もうとしては、それを拒まれている。

「愛樹~こっち向いて~?」

「や、やだ・・・!」


・・・なんなんだ。こいつら。

めっちゃいちゃつくじゃん。

さすがに、若干イラっとしてくるんだけど。

とくに、章吾。