目の前には、見たこともない美少女。

茶色い大きな瞳に、それを際立たせるまつげ。

真っ白の肌は透き通っていて

今までめがねで隠れていた鼻もスッと細くきれい。



え?え?え?

うそだろ・・・・・。


「ぼち、たに?」

敬称も忘れるくらい・・・・。


「はい?」

相手は、キョトンとして俺を見上げている。


マジで!?

いやいやいや・・・・。

うそ!ホントに?


「ホントにぼちたに?」

相手は、不思議そうに眉をひそめてコクリと頷く。

その仕草は、やっぱりぼちたに。



マジかよ・・・。

ぼちたにさんが、美少女なんて・・・・・。