ぼっちな彼女に溺愛中

「泣かしてたじゃーん!

うちの友達何人泣かせた?」

「知らねーよ。」

「最低だね~」

バシッと腕を叩いてくる。

「いって~。」

さほど痛くもないけど、中学のときのノリが戻ってきたみたいで自然と。

「相変わらず暴力女だな~。」

「そっちこそ、相変わらず最低男じゃん!

どうせ、今でも女の子たち弄んで泣かせてるんでしょ!

今は何人と遊んでんの?デートの予定は?」

「今はそんなんしてねーから。」

「は?どういうこと?マジで?」

あ、やべ・・・。

つい、本当のことを言ってしまった。

俺は今は、他の女子と遊んではいない。

放課後は、毎日愛樹と勉強している。中学の頃の俺とは全然ちがう。

「どういうことも、なにも、そういうのはもうやめたんだよ。」

「え?なんで?」

「別に。理由なんかないけど。」

教えたくねー。

つか、恥ずかしくて教えられるか!