ぼっちな彼女に溺愛中

できるだけ、関係を持ったことのある女とは関わりたくない。

愛樹に、今までの最低な俺を知られるリスクを犯したくない。

ここはまだ、うちの高校の近くだから、十分に考えられる。

「なにきょろきょろしてんの?」

「・・・別にしてないから。」

うちの高校の奴らはいない、か。

少し安堵して、やっと菜月の方を少し見れた。

3か月だけど、なんだか大人びた気がする。

「少し髪のびた?」

無意識に菜月の髪を触るとビクッとして俺を見た。

「なんだよ?」

中学のときは、普通だったろ?

「びっくりしただけ。急にさわんないでよ。」

「俺はばい菌か!」

「そうだね!章吾菌がうつって、女の子泣かせになる~」

「はあ!?別に泣かしてねーし。」

一応セフレだったし、もう少し気まずい感じかと思ったけど、案外菜月とは普通にしゃべれる。

友達でもあったしな。

俺が気負いすぎてただけか?