そして今は6月。梅雨。
今日雨降るのかな…傘持ってきてないよぉ…涙
数学分からない。。。どんどん数字が泳いでくる。あー眠たい。そんなときだ。
ブーッブーッ
机の中から携帯が震えてる。
ん?メール??こんな時間に誰から?
To.甲斐涼介
件名無題
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急にごめんな?
今日の放課後暇?
涼介
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!!!!?!?!!
隣をみたらニッコリ笑ってた。
心臓がバクバクしてきた…
To.蒼空
件名無題
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暇…だよ?
空
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To.甲斐涼介
件名無題
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おっまじで?
一緒に図書室で話さね?
涼介
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とゆうか…涼介君ほんとに
モテてるから私とかといて
いいのかな……
メールだるいから話そっと。
ツンツン
涼介君の袖を引っ張った。
「 ん? 」
「あ、メールより話したかったから…図書室行く!」
「あ、あぁ…分かった。じゃあ放課後図書室で待ってて!俺日直だからさ。」
「分かった!」
その後はもう心臓がバクバクしながら早く授業がすんだ。
そして放課後。私は鏡で身支度を整えて図書室で待ってた。
「あ…!」
やばい。ほんとにきたから声だしてしまった…
「ん?」
「あ、なんでもない…///」
あまりに緊張してきて恥ずかしくなった。
「あ、でさ、なんで図書室??」
「あー…暇だからさ空と二人でなんか話したかった。空といるとなんか落ち着くんだよね…」
「嬉しい…!話そっ!」
ほんとに嬉しかった。
「空ってさ、好きな奴とかいねぇの?」
いきなり何を言うかと思ったら…涼介君とか言えないよ…。
「うーん…どうかな…分かんない…」
「わかんないって…wなんか気になる奴とかおんの?」
「うーん…それより涼介君は?」
「俺はいるよ。高校に入って一目惚れしたんだ。」
ズキッ…
「そうなんだ。その子どんな子?」
「見た目は静かそうだけど話すと元気な奴だよ。めっちゃ美人だからモテてるからさ…叶わないって思ってる。」
ズキッ…さっきからズキッてする。なんなんだろ…ほんとに私って涼介君のこと好きなんだ…
「私もだよ…あの人はすごい優しいしかっこいい?からモテる。だから私も好きとか言えない…叶わない恋って思ってる。とゆうか涼介君の好きな子って誰なの?この学校?」
「そうなんだ…同じだなっ…。うん。同じ学校だよ。そして…」
「…そして?」
いきなり顔が近くなった。思わず目を瞑った。ギュッて心臓が縮まるほどに。
「同じクラスで隣にいる子。」
…?
隣?
隣って…?
「え?」
「お前だよ…。好きな奴。叶わないならもう気持ち伝えた方がいいかなって…」
え。。同じ気持ちだったの…?私も言っていいのかな…よし。言うぞ!
「わ…私も涼介君のこと…好き……だよ??…叶っ…て…る…よ?…」
「えっ!?ほんとに?ほんとに?ほんと?」
「う…うん。あの時はじめて話した時からずっと…。」
「ぇ…俺も。」
なんか嬉しいなっ…。♡
チュッ…
え?突然のことで真っ白になった。
「もう恋人なんだからいいだろ?」
「////////」
「なに照れてんだよ…もしかしてファースト??」
「う…うん…//」
「よっしゃー!//」
その時外からザーって雨が降ってきた。
「あ…どうしよ…」
「どうした??」
「今日傘持ってきてないや…」
「一緒に帰る?」
「いいの?」
「もちろん。!」
そして靴箱で私は疑問をもった。
「とゆうか涼介君の好きな子って美人じゃなかったの?」
「え…空…美人じゃん。自覚ないの?俺は自覚してるよ?俺はイケメンってねw」
「わ…私は美人なんかじゃないよ…す…すごいね!尊敬!」
「変わりもんだな空って。笑」
「そうかな…」
楽しい。涼介君といて楽しい。!この幸せがずっと続きますように。
