そんな時に事は始まる。 ガシャン!! 扉に攻撃が入る。 「来たか。」 俺がそう呟くと昂輝たちは頷く。 それを合図に俺は下へ向かった。 降りた先には下っ端の奴らの群れ。 既に戦闘の準備は整っているらしい。 俺はとりあえずその間を向けて敵の前に名乗り出るように立つ。 相手を見れば弟の戮-リク-の姿があった。