「兄弟戦争…」 俺ははっきり言って他人事だと思っていた。 でも俺はこれから目の当たりにするんだ。 傘下にも入っていない龍神とやりあう。 そんな俺の肩に手を置いてきたのは昂輝だった。 「もう他人事じゃなくなったね。」 「あぁ。」 朱羽、謙吾、香弥の3人も俺の方をじっと見る。 心配してくれているのだろう。 俺らはどっから見ても仲のいい兄弟だったのだから。