「お前ら、ぶっ潰せ!」 そう言って相手側から大人数が向かってくる。 あたしは目を相手に向けたまま言葉を放った。 「相手は武器に薬だ。半端な気持ちでなんて向かうんじゃねーぞ。んでもって、怪我だけはすんな!いいな!?」 「「「「「「「はい!」」」」」」」 威勢の良い返事が返ってきて、華蝶の方も動き出す。 戦争の火蓋が今切られたのだ。