「んでだよ。」


自分の口から出た強めの言葉。


せっかく両想いだと分かったのに付き合えないなんて、そんな話あるかよ!


どうしても理由が知りたかった。


俺らが共に居られない理由が。


「理由…」


「え!?」


「納得行くような理由をちゃんと言えよ!」


もうどうしていいか分からないせいで感情を抑えることが出来なかった俺は殺気も放っていて、完全に怒ってるのが丸出しだった。