「憐、それでいいよね?」 そう言って話を持ちかけてきた昂輝君は未だに雑誌を読んでいる憐君に声をかけた。 「ん、帰り、倉庫。」 そう言って憐君は単語だけを昂輝君に言いつける。 帰り? 倉庫? あたしにはその言葉の意味がわからなかった。 でも、昂輝君は分かったらしく、「了解。」とだけ返していた。 すると、横で真琴があたしに告げた。 「憐君って杏とおんなじだね。」 「はぁ!?どこが?」 「そのまんまだよ?」 そう言って真琴は微笑んでいた。