「所詮この程度。約束は守ってもらうから。」 それだけをあたしは倒れる総長に告げる。 「ぜ、絶対やめねぇ。」 「はぁ?」 そんな相手のに反応したのは聖吾だった。 「聖吾、黙りな!」 それを止める真琴。 あたしはその光景を横目に見ながら相手の髪を掴み顔だけを持ち上げる。 あたしの行動には流石に下っ端の奴らもビビったらしい。 また新たな緊張感が倉庫の中に張り詰めていた。